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西宮でひとりごと ー悪魔のような時計ー2022.08.17 オンタイム 西宮ロフト店
こんにちは!
西宮店のさぎヰけです( ,,´- θ -)ノ
今日も今日とて 西宮より、マイペースでお送りします。
ニックネーム、二つ名,
所謂「あだ名」を持つ時計をご存じでしょうか?
例えばSEIKOのダイバーウォッチにはファンの間で“ツナ缶”と呼ばれ愛されているモデルがあります。
ずんぐりしたケースデザインがツナ缶に見える事から名付けられたあだ名です。
エイプリルフールに本家SEIKOがのっかってジョーク画像を作ったことも。
G-SHOCKの傑作モデル「5600シリーズ」は、映画“スピード”で
主演のキアヌ・リーブスが着用していたことから“スピードモデル”と名付けられ、
現在も人気の定番モデルとなっています。
あのロレックスにも通称“ペプシ”と呼ばれるモデルがあります。
こちらは赤と青のカラーリングがペプシコーラのロゴを連想させる事から
ペプシと呼ばれる様になったそうです。
デザイン、出演作品、カラーリング 由来は様々で面白いですね。
そしてブローバには“悪魔”と呼ばれているダイバーウォッチが存在します。
それが今回ご紹介するオーシャノグラファー、通称“デビルダイバー”です。
この物騒なあだ名の由来は、オーシャノグラファー登場の1970年代に遡ります。
ダイビングがレジャースポ一ツとして広まりはじめた時代、
腕時計にも深海での実用性や利便性を求められるように変化してきました。
そんな1970年代、ブローバのオーシャノグラファーは発表、発売されました。
当時の腕時計は300ft(約90m)防水が一般的だったそうです。
そんな70年代にこのオーシャノグラファーは666ft(約200m)というとんでもない高防水を実現。
現在でも一般的な生活防水の時計が10気圧(100m相当)という事からも
当時、いかに衝撃的だったかが伺えます。
そして文字盤に刻まれた「666 FEET」が、
新約聖書の「ヨハネの黙示録」に登場する悪魔の数字“666”であったことから、
ファンの間で“デビルダイバー”との異名でも知られるようになったそうです。
あだ名の由来が高性能である証明になるのはカッコいいですね!
時は流れ2017年、ブローバは「復刻して欲しいモデルの投票」を実施。
時計ファンから信頼の厚い、とあるアンティ一クウォッチ販売サイ卜とコラボし
2ヶ月にわたり投票期間を設け、ユーザーの投票を受け付けました。
投票の結果、首位を獲得したのが「オーシャノグラファー“デビルダイバー”」だったのです。
翌年2018年、ブローバはデビルダイバーをリバイバル。
およそ半世紀ぶりに復刻を果たしたデビルダイバーは細部までオリジナルに忠実に再現され、
古参の時計愛好家から大いに歓迎されました。
再現度がすごい・・・
如何でしたでしょうか?
今回のひとり言はこれぐらいで。
おやかましゅうございました。