move 時計修理工房 WEBサービス利用規約
move 時計修理工房 WEBサービス利用規約(以下「本規約」といいます。)は、利用者が修理サービスを利用する際に守るべき事項を定めたものです。利用者が修理サービスを利用するためには、本規約に同意する必要があります。
第1条 定義
- 本規約において、「当社」とは、シチズンリテイルプラニング株式会社のことをいいます。
- 本規約において、「修理サービス」とは、当社が提供するインターネットを通じた腕時計の修理受付サービスのことをいいます。
- 本規約において、「利用者」とは、修理サービスを利用するユーザのことをいい、日本国内に居住する方に限られます。
- 本規約において、「委託先」とは、シチズンカスタマーサービス株式会社または別途当社が指定する第三者のことをいい、当社が修理依頼品の修理を委託するものを指します。
- 本規約において、「修理者」とは、当社および/または委託先のことをいいます。
- 本規約において、「申込サイト」とは、利用者が修理サービスの申込みを行う次のサイトのことをいいます。
http://www.ontime-move.watch/repair-form/
- 本規約において、「修理依頼品」とは、修理サービスを通じて利用者が修理を希望する腕時計のことをいいます。但し、腕時計型ウェアラブルデバイスまたは個人もしくは同人により作られた腕時計は修理依頼品に含まれないものとします。
- 本規約において、「仮申込み」とは、利用者が申込サイトに必要事項を入力し、当社から修理サービスの仮見積もりを受けることをいいます。
- 本規約において、「修理キット」とは、利用者が修理依頼品を当社に送付するための一まとめの用具をいいます。
- 本規約において、「受取人」とは、仮申込みにおいて、修理キットおよび/または修理完了品を受け取るべき者として利用者が指定した日本国内に居住する者をいいます。
- 本規約において、「仮見積もり」とは、仮申込みを受けて当社が実施する修理サービスの概算見積もりのことをいいます。
- 本規約において、「仮合意」とは、利用者が仮見積もりの内容を承諾した状態のことをいいます。
- 本規約において、「正式見積もり」とは、当社が修理依頼品の現物を受領後、修理箇所の確認、修理内容の検討をしたうえで行う修理サービスの最終見積もりのことをいいます。
- 本規約において、「規約に同意する」の□にチェックを入れ、送信した時点で、同意したとみなされます。
- 本規約において、「修理完了品」とは、修理者による修理が完了した修理依頼品のことをいいます。
- 本規約において、「修理用部品」とは、修理部品と交換される部品のことをいいます。
- 本規約において、「修理部品」とは、修理依頼品の修理において補修、交換等を必要とする部品のことをいいます。
第2条 委託
当社は、修理サービスを委託先に委託して実施する場合があります。
第3条 通知
- 修理サービスに関する当社から利用者に対する通知は、修理サービスの申込み時に利用者が入力したメールアドレスへの電子メールの送付によって行われるものとします。但し、当該メールアドレスに電子メールが正常に送付できない等の場合には、修理サービスの申込み時に利用者が入力した電話番号に電話することによって通知を行うものとします。
- 電子メール、電話いずれの方法によっても利用者との連絡が取れない場合、当社は当該申込みに関する修理サービスを打ち切ることがあります。
- 利用者は、修理サービスに関する申込内容の変更、見積もりの諾否、問い合わせその他の通知を申込サイトまたは当社の通知において指定された連絡先に行うものとします。
第4条 修理サービスの仮合意
- 利用者は、仮申込みを行うために、申込サイトに当社指定の事項を入力する必要があります。
- 利用者は、仮申込みにおいて、第三者を受取人に指定することができます。但し、受取人に指定することについて当該受取人の承諾を得ていることを条件とします。
- 利用者が仮申込みを送信後、当社が仮見積もりの結果を利用者に通知し、利用者がこれを承諾することで仮合意が成立します。
- 当社が利用者に仮見積もりの通知後7日以内に利用者が仮見積もりの諾否を当社に通知しない場合、利用者は仮見積もりを拒否し、当該仮申込みを撤回したものとみなされます。
- 利用者は、仮見積もりと正式見積もりとの間に差異が生じる可能性があることを承諾します。
第5条 修理依頼品の送付
- 利用者または受取人は、当社から送付された修理キットを受領後、修理キットに修理依頼品を梱包し、当社が指定する場所にこれを返送します。
- 利用者は、修理依頼品の梱包を受取人に行わせる場合、受取人の行為について自らが梱包、返送を行った場合と同様の責任を負うものとします。
- 当社が修理キットを送付してから7日以内に当社が指定する場所に修理キットが返送されない場合、仮合意は失効したものとみなされます。
- 当社は、当社が修理依頼品を受領するまでの間に輸送上の理由から修理依頼品に破損等があったとしても、当社が受領した時点の修理依頼品の状態を元に正式見積もり、修理等を行います。
第6条 正式見積もり
- 当社は、利用者から修理依頼品を受領後、修理サービスの正式見積もりを実施し、利用者に通知します。
- 前項の定めにかかわらず、受領した修理依頼品が次の各号に該当すると当社が判断する場合、当社は修理サービスを実施せず、利用者の費用負担(着払い等)により修理依頼品を返送します。
- 仮申込みの内容と異なるもの
- 正規メーカー製品を違法に模造したもの
- 汚れ、破損等が著しいもの
- 製造元メーカーが許可していない改造、加工等がされているもの
- 利用者は、第1項の通知を受領後7日以内にその諾否を当社に回答するものとし、利用者が当該期間内に諾否の回答をしない場合には、利用者は正式見積もりを拒否し、修理サービスをキャンセルしたものとみなされます。
- 利用者が第1項の通知を受領後7日以内に修理サービスのキャンセルを当社に通知した場合、または前項の定めによりキャンセルしたとみなされた場合、当社は修理依頼品を利用者または受取人に返送するものとします。
第7条 修理完了品の返送
- 当社は、修理依頼品の修理完了後すみやかに利用者に対して修理完了の旨を通知し、修理完了品を利用者から指定された返送場所に送付します。
- 利用者は、修理完了品の返送場所に変更がある場合は、当社が修理完了の通知を行うまでにその旨を当社に通知しなければなりません。
- 当社は、修理代金の決済が完了するまでの間、利用者に修理完了品の引き渡しを留保することができます。
第8条 再修理
- 修理依頼品の修理の過程で分解掃除(または、それに類する)を伴う修理が行われた場合、利用者は当社が修理完了の旨を利用者に通知した日から1年が経過するまでの間に当該修理完了品に生じた不具合について、当社に対して無償による再修理を申し込むことができます。
- 再修理の申込みには、修理完了品の送付の際に修理者が発行した修理明細書が必要となります。
- 再修理を依頼する修理完了品を当社に送付するための送料、梱包費用等は当社で負担します。
- 次の各号の場合、当社は無償での再修理をお断りさせていただく場合があります。
- 修理完了品を受領した後の使用上の不備に起因するとき。
- 防水性能を有しない腕時計の水、汗、埃等に起因する不具合のとき。
- 修理完了品受領後、修理者以外のものによる修理、改造、分解等がなされたとき。
- ケース、バンドその他外装部品に関する不具合のとき。
- 修理者が発行した修理明細書の提示が無いときまたは修理明細書が改竄されているとき。
- 再修理の内容が電池交換または電池交換に付随するものであるとき。
- 修理明細書に記載された特記事項に該当するとき。
- 修理正式見積り時以降に再修理の対象とならないことを利用者または受取人が同意したとき。
- 第1項の期間を経過したとき。
- 再修理のための部品の製造または販売が終了しているとき。
- 修理者が実施した再修理に不備がある場合を除き、再修理を実施した修理完了品に関する修理は、新たな修理サービスの申込みが必要となります。
- 利用者が仮申込み時及び修理完了品発送前において別途当社が定める延長保証の申込みを行った場合、当該延長保証に関する条件が本条の定めに優先して適用されます。
第9条 例外対応
当社は、製造元メーカーが製造を終了してから相当期間が経過した製品、修理用部品の入手が困難な製品等の場合において、次の例外対応をする場合があります。
- 仮見積もり、正式見積もりに通常よりも長い時間を要すること。
- 修理の過程で再見積もりを実施すること。
- 修理の過程で修理不可能と判断し、修理依頼品を返却すること。
- 修理のキャンセルを受け、または修理不可能と判断した際に、部品の破損、劣化、摩耗等により、当社が修理依頼品を受領した時点の状態で修理依頼品を返却することができないこと。
- 再修理の受付期間を、当社が修理完了の通知をした日から6か月を経過するまでの間に短縮すること。
第10条 修理部品および修理用部品の取扱い
- 修理者は、修理部品と同一の部品がない、または調達に時間を要する場合に、類似する代替部品または製造元メーカー以外のメーカーの部品を修理用部品として修理を実施する場合があります。
- 当社は、修理内容がムーブメントの修理である場合に、修理依頼品のムーブメントを同型の別のムーブメントと交換することにより修理を実施する場合があります。
- 修理用部品は、必ずしも新品ではなく、腕時計の部品として使用された後に、修理用部品として修復されたものが修理に使用される場合があります。
- 利用者は、修理のために修理依頼品から取り外した修理部品について、これが修理用部品と交換されることを条件に利用者または受取人に返却されないことを承諾します。
第11条 修理依頼品の撮影および公表
- 当社は、修理依頼品を受領後、修理箇所の確認、修理内容の記録等を目的として修理依頼品の写真を撮影することがあります。
- 当社は、あらかじめ利用者の承諾を得たうえで、当社の事業紹介を目的として、撮影した修理依頼品の写真を当社のホームページ上に掲載する場合があります。
第12条 修理完了品の保管
- 当社は、修理代金の支払いがなされていない修理完了品、利用者または受取人が受け取りを拒否した修理完了品、住所変更等により利用者または受取人に送付することができなかった修理完了品、その他何らかの理由により利用者または受取人に引き渡すことができなくなった修理完了品を、当該修理完了品の修理完了を利用者に通知した日から3年間保管します。
- 修理完了の通知がなされてから3年が経過しても利用者または受取人が引き取らなかった修理完了品について、利用者または受取人がその所有権を放棄したものとみなし、当社は当該修理完了品を自由に処分できるものとします。
第13条 非保証
- 当社は、修理依頼品の修理がその機能、性能、外観等を回復させることを目的としているものの、修理依頼品の修理がその機能、性能、外観等を新品と同様の状態まで回復させること、利用者の期待する特定の目的に合致したものであること等を保証しません。
- 当社は、修理依頼品の精度、防水性能等について、修理依頼品の種類、状態、利用者が希望する修理の内容等によって、修理後に修理完了品がその仕様上の性能を有することを保証しない場合があります。
第14条 免責事項
- 当社は、利用者または受取人から送付された修理依頼品を宅配事業者等から受領する前、および修理完了品を宅配事業者等に引き渡した後に修理依頼品または修理完了品に生じた盗難、紛失、毀損等について何ら責任を負わないものとします。
- 天変地異、戦争、暴動、労働争議、交通機関の不通、伝染病の蔓延、ネットワーク障害その他当社の管理を超えた不可抗力により修理サービスの遅延、中断等が生じた場合であっても、当社は当該遅延、中断等による利用者または受取人の損害に対して何ら責任を負わないものとします。
- 当社は、申込サイトその他修理サービスに関連するサイトについて必要に応じてメンテナンスを実施し、当該メンテナンス期間中に利用者が修理サービスを利用できないことについて何ら責任を負わないものとします。
- 利用者による申込みのキャンセル等により当社が受領した修理依頼品を修理せず利用者または受取人に返却する場合、社会通念上相当と認められる方法によって修理者が実施した修理箇所の確認、修理内容の検討等によって修理依頼品が機能を停止したとしても、当社はそれについて何ら責任を負わないものとします。
- 当社は、修理サービスの過程で修理依頼品そのものの修理を行わず、修理依頼品と同モデルの代替製品を利用者または受取人に返送する場合があります。この場合において、当社は修理依頼品そのものを利用者または受取人に返送せず、当社裁量によりこれを処分することができるものとします。
第15条 個人情報の取扱い
- 利用者は、受取人を指定する場合、受取人の同意を得たうえで、受取人の個人情報を当社に提供しなければなりません。
- 当社は、修理サービスを通じて利用者または受取人から取得する個人情報を「シチズンリテイルプラニング株式会社 個人情報保護方針(https://crp.citizen.co.jp/privacy)」に基づき適切に扱うものとします。
- 当社が修理サービスを通じて取得した個人情報の利用目的は、次の表のとおりとします。
| 申込内容の確認 | 見積もりの連絡 | 修理キット・修理完了品の送付 | 修理代金の受領 | 修理サービスの機能改善 |
氏名・フリガナ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
郵便番号・住所 | | | 〇 | | |
電話番号・メールアドレス | 〇 | 〇 | 〇 | | 〇 |
第16条 雑則
修理サービスを利用するためのパソコン、スマートフォン等の機器の準備、インターネット通信費用等は、利用者の負担となります。
第17条 適用
- 利用者は、修理サービスの申込みを行った時点で、本規約に同意したものとみなされます。
- 利用者が修理サービスの申込み時に受取人を指定した場合、当該受取人が本規約に同意しなかった旨を疎明しない限り、当該受取人も修理サービスの申込みを行った時点で本規約に同意したものと推定されます。
- 当社は、利用者の承諾なく本規約の改訂、追加、変更または廃止をすることができ、本規約の改訂、追加、変更または廃止は、これが行われた日以前に申し込まれた修理サービスについても遡って適用されます。
附則
本規約は、2020年10月20日から適用されます。